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地元では紋鯛と呼んでるけど
正式名称はマトウダイ |
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枝出し |
三つ又サルカンを使うとゼンゴ(小アジ)が動きやすく、幹糸に絡みにくそうだから、これは枝を出すとき必要不可欠な道具と思いますが、幹糸にそのまま枝スを取り付けて釣ったりもします(下図参照)。なぜかと云うと何回もサルカン結びをするのは面倒くさいからです。
三つ叉サルカンを使う場合は、「魚釣り」→「エトセトラ」の《サルカン結び》を参考にして下さい。
そのまま枝スを付ける場合は「魚釣り」→「エトセトラ」の《枝の出し方》を参考にして下さい。 |
枝の長さはヤビキ |
釣りをしてると漁師さんは1ヒロとかヤビキとか云う言葉をよく使いますが、じゃーあ、その長さは?
1ヒロ=(1尋)・・・両手を広げたときの右手と左手の間の寸法。(昔の人は小さかったのか約150Cm)
ヤビキ=(矢引)・・・弓を引いた時の長さ、1尋の半分(約75Cm)
皆さんも気づいたと思いますけど、人の身長は絶対同じではないので上記の長さはあくまでも目安として理解しましょう。・・・漁師(職人)さんはどんぶり勘定?なのです、勿論私が書いた左図の寸法も道具もどんぶり勘定です。
余談ですが・・・ロープを巻くとき、ひじを立て親指と人差し指の間にロープを入れ、それから脇の下にロープ入れ、巻いて行きますが5回(1周が1巻きなら2.5回)巻くとおよそ1ヒロになります。 |
ハマチ・紋鯛・ヒラメ釣りはゼンゴの泳がせ釣りです。 |
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針 |
針は、がま磯針11号を使います・・・呑み込んだ時、針が大きいと外しやすいからです。
時々、ちいちゃい錫中太針5号を使います、大きな針を口に刺して泳がすとゼンゴがきつくてバテてしまい、ハマチや紋鯛の喰い気をなくしてしまうと云う私の勝手な妄想からです。三つ叉サルカンを使うと、付け替えが楽です。 |
ゼンゴの付け方 |
ゼンゴの上あごの下から刺し通します、こうすればゼンゴが弱らないし、ハマチ・紋鯛は必ず尻尾の方から呑み込むので、ハマチ・紋鯛の上顎にバッチリ掛かるからです。
(左図のゼンゴの口に刺してる針の様子を参考にして下さい。描画が上手く描けないので申し訳ないけど、この絵では下顎も刺しているように見えるけど上顎のみです。)
ゼンゴは平アジより丸アジのほうが動きが良く、喰い付きが良いです、長く泳がせているとバテてしまうので時々元気のいいのと付け替えましょう。
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ヒラメが釣れた!! |
左上の仕掛けを底に置いて、お弁当を食べてたら竿先が海中に突っ込み、なんじゃらホイと上げて見ると1.7kg54cmのヒラメが釣れビックリ、口に頬ばってた、おにぎりの中の梅干しを危うく呑み込むところでした。竿尻をロープで固定してたので、事無きを得ましたよ、竿を手から離す時は必ず固定しましょう(オシッコの時も)海では何が起こる(釣れる)か判らない。 |