カワラバト(河原鳩)  体長約32cm     




公園や神社などで良く見掛けるハト・・・正式名称はカワラバト(以前はドバト)

人によく馴れるので、家禽用や伝書用に使われたり愛玩用として品種も多く作られたそうです

(つがい)になると、どちらかが死ぬまで連れ添い卵は2個産んでほとんど♂と♀1個づつだそうです

(※上画像左のが多く見られるカワラバト・右はツグミ)


キジバト(雉鳩)  体長約33cm


頸部に紺と白の横縞模様が特長のキジバト

1年中ほとんどペアで居ますが同色で大きさも一緒なので雌雄の区別は難しいです


囀りは「デエ〜デエ〜・ポッポ」「デエ〜デエ〜・ポッポ」と、かなり大きな声で鳴きます

(さえず)り・・・繁殖期に雄が雌を呼ぶ時の特殊な鳴き声⇔地鳴き



アオバト(緑鳩)  体長:約33cm   


♀は全体にオリーブ色(暗い黄色)ですが

♂は頭部から胸が黄色・お腹はクリーム色・肩から羽根は暗赤色

何故か♂ばかり撮って仕舞いました、♀が撮れましたら次回ご紹介します

囀りは「オ〜ア〜オ」「オ〜ア〜オ」と、こちらもかなり大きな声で鳴きます




カケス(橿鳥・懸巣)  体長約33cm     


雑食ですがエサの少ない冬に備えてドングリの実などを蓄えていて冬を越したりと

利口な鳥なのです・・・しわが声で「ジャーッジャーッ」と鳴くので英語名では「Jay」

羽根が青・・黒・白のだんだら模様でとても綺麗な鳥ですよ

雌雄同色なので区別は難しいそうです

水浴びはダイナミックで

可愛いですよ〜



セイタカシギ(背高鴫)  体長:37cm 撮影:2013.4.25&2016.4.6


地味で目立たないシギの仲間の中では異色のセイタカシギ

細くて長〜い足でゆったり歩く姿は優雅で綺麗なので

水辺の貴婦人と呼ばれたりするそうです

こんな可愛い鳥が立ち寄って呉れるなんて嬉しいですね

こちらは、2016.4.6にやって来たセイタカシギ

一昨年と同じように渡りの途中小腹が空いたので降り来た様です

この日は川蟹や

ゴカイなど捕獲した後、綺麗に水洗い等して沢山食べて行きました



カササギ(鵲)  体長:約45cm    撮影:佐賀市   


カラスより一回り小さくて、胸とお腹と風切羽が真っ白なカササギ

初めて出会ったのですが素敵なモノクロ・トーンに感動モノでした

もともとは佐賀平野を中心に生息してたのが徐々に範囲を広げてるそうです

「カチカチ」と鳴くので地元では「カチガラス」と呼ばれてます・・・嘉瀬川で撮影



アマサギ(猩々鷺・飴鷺)  体長:50cm     


他のサギ類は、ほとんど水辺に居ますがアマサギは昆虫も食べるので草地や田んぼ・畑の中でも見かけます

夏羽は頭・首・胴体に飴色の羽毛があるので判りやすいのですが

冬羽は、全身真っ白になるので他の白鷺、と間違えやすくなります

こちらが冬羽のアマサギ・・・この時は他の白鷺(ダイサギ・チョウサギ・コサギなど)

との区別が、特に体長が同じ位のコサギとの見分けが大変なので、簡単見分けを

ポイントは2か所→ 嘴(くちばし) 趾(あし)
アマサギ(上画像) 黄色 黒色
コサギ (下画像) 黒色 黄色

上画像はコサギ・・・夏は後頭部から長い冠羽が2本生えて来ます

2014.10.20撮影・・・2羽はまだ夏羽です

他のサギ達は人が近付くとかなり遠くまで飛んで行きますが

アマサギはあまり遠くまで飛んで行きません

ラストは可愛い耳かきシーンを

ササゴイ(笹五位)  体長:52cm   


ササゴイの幼鳥です

背が綺麗な暗青緑色の成長になるまで3年掛かるそうです

残念な事にまだ成鳥したササゴイには会えません

暫く待ってお魚を

浅い緩やかな場所では積極的に動き廻って捕獲

首を振ったりして冠羽を立てると精悍な良い面構えに

お腹一杯になると

木陰に戻って

丁寧に羽繕いなんぞ、早く大きくなって成鳥した(?)姿が見たいものです



フクロウ(梟) 体長:50〜60cm   


夜遅い時間帯でしか出会えなかったフクロウにパッタリ遭遇・・・・・木の葉に隠れて良く見えないので2mまで近付いて撮影

結局ナント云うフクロウなのか判りません、飛び出しを撮るには近すぎるので離れている隙に音もなく行って仕舞いました〜


カラス 体長:50〜60cm     


普段は、近付くと早々と逃げて行くカラスですが・・・雛が生まれると(5月頃)攻撃的になるので・・・・巣の傍に行くと

→まず鳴いて威嚇をする、それでも離れないと→まれに特攻隊よろしく攻撃(頭を)して来ますのでこの時期はご注意


と云う事でシールド付きヘルメットを被って撮影敢行・・・すると親はスタコラ逃げて行って仕舞い拍子抜けでパチリ!!


カラスの撮影は、あまりしないのですが目の前で長々と水浴びを始めたので

1枚撮って拡大して見ると・・・以外と可愛い(特に目)ので少し撮ってみました

ハシブトガラスのようです

かなり近くで撮ったのでトリミングや補正なし画像です

ラストは耳かきを

岩の上で、もう1度行い飛んで行きました

日本に居るカラスのほとんどが、ハシブトガラスかハシボソガラスだそうですが

此処に掲載してるのはハシブトばかりですハシボソが撮れましたら追加します



《ハシボソガラスとハシブトガラスの見分け》

名称 体長 クチバシの大きさ・鳴き方の特徴 歩き方
ハシボソガラス 約50cm クチバシが細くお辞儀をするように主に「ガー・ガー」と濁った声で鳴く 足を交互にして歩くことが多い
ハシブトガラス 約57cm クチバシが太く尾羽を少し上下しながら主に「カア・カア」と鳴く 両足を揃えてピョンピョンと跳ぶ歩き方が多い



奇しくも上2枚の画像を撮影した2011.5.2・・・イスラム過激派のウサマ・ビン・ラディンが射殺されたとトップニュースで

(※翌朝カラスの様子を見に行くと回復してて、待っていたのか挨拶を済ませると飛んで行きました〜)